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音楽尽くし!前編。
6月21日は、こちらでも夏至。
この、日が最も長い一日を楽しむために、Fete de la musiqueという音楽祭が フランスだけでなく、世界各国で行われます。 あらゆるジャンルのコンサートや、路上ライブがそこかしこ。 この日だけは、どんなにうるさくても文句を言ってはいけないというルールがあるため みんなここぞとばかりに大騒ぎ!パリだけでも、ざっと100以上のライブがあります。 友人と共に、どのコンサートを聴きに行くか厳選。 パリの郊外から、騒ぎを起こすためにくる若者も年々増えているそうで、それなら 少しキチンとしたコンサートを見に行こうと決めました。 ![]() お天気にも恵まれました(´▽`*) 行ったのは、コンコルドのすぐ近く、昨年浴衣で遊びに行ったチュールリー公園に 併設された、オランジュリー美術館。 このメインとも言える、かの有名なモネの「睡蓮」の部屋で、17:30から夜中まで、 サックスとフルート、そしてダンスのイベントがあるらしいのです。 んまー、なんて魅力的! 入館した頃はすでにコンサートが始まっていて、急いで睡蓮の間に行こうとしたら 「コンサートはこっちですよ」と係員さん。 え、睡蓮の間じゃないの? 教えてもらった部屋に入ると、そこは睡蓮ではなく、期間限定で展示されている 「Kirili et Les Nympheas」という、キリリ氏による睡蓮を模したオブジェの部屋。 軽くだまされた気分。まぁ、いいや。 そして目に入ったのが、この光景。 ![]() (゚д゚*)??? 壁に向かって発声練習? みんな熱心に見入っているので、どうやら、4人いるこの方々がコンサートの主役 のようですが…まだ準備中なのかな。(←本当に分からない) ![]() 右手には、なんとなく、パスタをたっぷり作ってくれそうなおばさまが低音かつ、 小声で歌っています。 サックスやフルートの方も会場に散らばっているのですが、それぞれが思い思い に声を音を出していて、素人の私から見ると、どう聞いても不協和音。 もしかして、まだ音あわせなのかな…と、キョロキョロしていると、おばさまが 「ウキャキャキャキャキャキャキャー!」 突然大声でスクリーム! えぇぇ(゚д゚*)Sayagata、超ドッキドキ。 ど、どうやら、かなり先鋭…というか、かなりオリジナリティの高いコンサートの ようです。 目が合った隣の方に「独特の音楽なんですね」と囁くと、「う~ん」と、眉間にシワ を寄せ、ものすごく深くうなづいていました。 そうか、やっぱりこれが本番なのか。(←ここでやっと分かった) ![]() ![]() 先ほどの発声練習のおじさまが、オペラばりに歌いながら突然くるりとこっちを 向いたり(カメラ目線だった)、おばさまが、突然オブジェの間を駆け抜けたり。 その間終始、不思議なサックスとフルートの音が流れたり。 ちゃんとした音楽を奏でる時もあれば、わざと音を破裂させたり、空気の音だけ スースー鳴らしたり、と本当に不思議な空間で、逆に目が離せません。 ![]() 最後は、4人揃って、不協和音の集大成。 しばらく聞いて耳が慣れると、それはそれで、ひとつのハーモニーなんだな、と 感じることが出来ました。(本当か) ![]() 終わった途端、床に座っていた観客も、全員スタンディングオベーション! うそん!真ん中のアナタ、さっき寝てたじゃん!! …と心の中でツッコミつつ。 しかも、夜中まで続くと書かれていたコンサートが、19時には終わってるし! なんて適当なんだ! でも、美術館でのこういう経験も、色んな意味でフランスらしく、貴重だなぁと 不思議な満足感のあるコンサートでした。 その後、少し時間が空いたので、睡蓮の間を眺めた後、次のコンサートへ移動。 続く。 【ブログランキング】に参加中! ウキャキャ!に【ワンクリック】をお願いします! ■
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by sayagata
| 2007-06-24 06:10
| パリ生活
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